飛騨について

飛騨は、岐阜県北部に位置する地域で、古くからその名で呼ばれています。

名前の由来には諸説あるみたいですが、「山とその谷間が衣のひだに似ていたことから」という説が有力そうです。

縄文時代の遺跡があったり、古代の歴史書にも記述があるあたり、いにしえの時代から人々の暮らしが営まれている土地であることがよくわかります。

飛騨地域も広いですが、飛騨高山と飛騨古川を、簡単に紹介したいと思います。

飛騨高山について

飛騨高山は、江戸時代からの伝統的な町並みが残り、重要文化財や伝統的な民家が数多く保存されていることから、「飛騨の小京都」と呼ばれています。

飛騨春慶や一位一刀彫、家具など、飛騨の匠と言われるように、木工が古くから盛んな地域です。

飛騨地域のきれいな水や空気、寒暖差で育つ飛騨トマト、飛騨もも、飛騨ほうれん草なども有名かと思います。
飛騨牛においては、説明するまでもないくらい、目にされることが多いでしょう。

飛騨古川は、飛騨高山よりさらに北に位置しています。

飛騨高山の奥座敷と称されるように、古い町並みや瀬戸川と白壁土蔵街が城下町の景観を今に伝えています。

みなさんの記憶に新しいところでは、「君の名は」で一躍有名になった聖地といった方が伝わるかと思います。

上の世代の方には、映画「あゝ野麦峠」のロケ地として知られているでしょう。